今日は朝 電話が鳴り昔からお慕いしていた方がお亡くなりなったとの連絡を頂きました。
今夕 前夜祭(教会では通夜のことをこういいます)に行ってきました。
ご近所の方々も多く参列されており お人柄がしのばれます。
明日はお別れなんだな~って 寂しく思ったりまた「楽になられて良かったですね。」と
思ったり。
明日は雪の予報だとか・・・。
葬儀に出かけてきます。
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沖縄旅行に持参した本。
往復の飛行機の中でよみ終えると思っていました。
しかし 帰りの飛行機ではもう睡魔に襲われ読書どころではありませんでした(ー_ー)!!
時間を見つけて読み終えました。
渡辺和子さん(ノ-トルダム清心学園理事長)はもう大分前から全集物を読んだことがあり、またお話もお聞きしたこともあり,優しい声と語り口はとっても癒される方です。
この本が話題になっていて昨年から読んでみたいと思っておりました。
積読が多い私の読書ですがこの本のように薄くて持ち運びが楽な本から読む順番が決まっていったりしています(笑)
まずは本の題である「置かれた場所で咲きなさい」は渡辺和子さんが自身を喪失し修道院を出ようと思い詰められた時 一人の宣教師が一つの短い英語の詩をくださったそうです。
その中に書かれていたのが 「置かれたところで咲きなさい」という言葉だったそうです。
「置かれた所」は辛い立場 理不尽 不条理な仕打ち 憎しみの的で有ることもあるでしょう。
信じていた人の裏切りもその一つです。
「そんな日にも咲く心を持ち続けましょう。」・・・と 書かれています。
大変難しいことです。 しかしその言葉に出合ったらこれからの生き方は少しは変わっていけそうな気もします。 意識して心がけることは出来るかも知れません。
多くの感動の言葉に出合えます。
読まれた方のその時の心情で 本に書かかれている一つ一つの言葉は指針になるのではないでしょうか・・。
最近 悲しい話を友人から聞きました。
そして悲しくもなりまたがっかりしたのです。 人との信頼とはなんでしょう?って思ったり。
そんなことを思っている時 この本の中で見つけた言葉はこれです ↓
100%の信頼の元でお付き合いをしたいと願ってしまいます。
しかし渡辺和子さんは2%は許しの為に・・と言われています。
そして 「100%信頼されても迷惑。 私も間違う余地を残してほしい。
間違うときもあるかもしれない 約束を忘れるときもあるかもしれない、そういう時に許してほしいから2%はゆるしの為にとっておいてほしい。」と・言われています。
納得です!!
私は100%信頼していたから今許しの2%の大切を身に感じます。
渡辺和子さんは最近テレビに出演されたそうで、その記事をグログ友さんが書いておられますのでリンクさせてもらっています。ご覧ください。・・・・こちら
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渡辺和子さんのお父様は1936年2月26日 いわゆる226事件で雪の朝 トラックで押し寄せてきた兵士たちに命を奪われておられます。
その兵士の一人に後年 お会いになられる機会が出来て随分会うことにためらいが有ったそうですが
いきついた思いは 「
好き嫌いは人間どうにもならないけど 嫌いな人でも愛することは出来るのではないか・・」と思われてお父様の命を奪った人に会われたことを以前、全集本で読みました。
その時の私は「凄い人だな~」て思ったことをいまだに忘れることができません。
「そして 嫌な人 どうも気が合わない人とかに出会う度 この渡辺和子さんのことを思い出すのです。
足元にも及びませんが 忘れないでいたいと思っています。
夫が撮ってきましたニュ-ジ-ランド 初日の一枚です。
今 夏のニュ-ジ-ランドですが万年雪なのでしょうね~♪