今日のゲストは「安藤 和津さん」でした。
母の認知症が気になりだした頃 本屋さんで色々な本を探しました。
購入した本の1冊が安藤さんの「オムツをはいたママ」という本です。
別に安藤さんのファンでもなく その他の有名人のそういう類の本もどうせ私とは違うし・・・と全然興味がありませんでした。
それなのになぜか手に取り買いました。
「オムツをはいたママ」 副題が(母との愛と格闘の日々)です。
副題のほうに惹かれたかもしれません。
読み進んでいくとやはり私とは住み世界が違う安藤和津さんですから 違うなぁ~・・と自分で思いながらも最後まで読みました。
ただ一つ共通点がありました。 母娘の関係です。
「くそババ~」と何回も思われたことが書いてあります。壮絶な母娘の関係です。
私と母も凄いです(笑) 長女が「お母さんを好きになれないなんて 可愛そうだね~」と言ったことが有ります。 その言葉は忘れられません。
結構世の中 母娘関係で悩んでおられる方が多いと最近分かりました。
本当は辛いし 悲しいですよね。
でもそこを通り越して ただただ「憎い」のです。(私の場合ですよ・・・)
安藤さんもそんな感じで介護を始められています。
でも最後には とても心から優しくお母さんに接しておられます。
今日のテレビでもそのことはよく分かりました。
「オムツをはいたママ」を読んで 教えられたこと。
それは私もあんなに優しくなれるものだろうか・・?と 自問自答したことです。
『ママ、 ごめんなさい。 そしてありがとう。
一分でも一秒でもいいから、長生きしてください。
寝たきりでも、しゃべれなくても、
あなたの生命がこの世にあることが、私たちの幸せなのですから』
いつになったら私はこんなことが言えるでしょうか・・・・。
母との別れがくるまで言えないかも知れない・・・と思ったりします。
でもあんなに辛い目に合われた安藤さんさえ そういう気持ちになられたのだから・・・と
一筋の光のようにこの文章が私の歩いていく指針と今 なっているのです。

「一日でも、 一分一秒でも母が幸せに生きられますように。
介護とは愛なのだと私は思う。」・・・でこの本は終わりです。
心が痛みますね。 介護は愛だといわれると いつも 「愛」「愛」「愛」と言っている私は
本当に心が痛みます。
今日も安藤さんから元気を貰いました。 オムツの話もされていました。
いずれ母もオムツが必要になる時も来るのですね~。
今日の話 よく覚えておこうっと!!



