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母亡き後(09.5.30)日々の暮らしをボチボチと書いています。 お気軽にコメントいただけましたら嬉しいです。


by yasukon20
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安藤 和津さん

今 NHKの「スタジオパ-ク (から こんにちわ・・・かな?(笑)」を観終えたところです。
今日のゲストは「安藤 和津さん」でした。

母の認知症が気になりだした頃 本屋さんで色々な本を探しました。
購入した本の1冊が安藤さんの「オムツをはいたママ」という本です。

別に安藤さんのファンでもなく その他の有名人のそういう類の本もどうせ私とは違うし・・・と全然興味がありませんでした。

それなのになぜか手に取り買いました。
「オムツをはいたママ」    副題が(母との愛と格闘の日々)です。
副題のほうに惹かれたかもしれません。

読み進んでいくとやはり私とは住み世界が違う安藤和津さんですから 違うなぁ~・・と自分で思いながらも最後まで読みました。

ただ一つ共通点がありました。 母娘の関係です。
「くそババ~」と何回も思われたことが書いてあります。壮絶な母娘の関係です。
私と母も凄いです(笑)  長女が「お母さんを好きになれないなんて 可愛そうだね~」と言ったことが有ります。 その言葉は忘れられません。

結構世の中 母娘関係で悩んでおられる方が多いと最近分かりました。
本当は辛いし 悲しいですよね。 
でもそこを通り越して ただただ「憎い」のです。(私の場合ですよ・・・)

安藤さんもそんな感じで介護を始められています。
でも最後には とても心から優しくお母さんに接しておられます。
今日のテレビでもそのことはよく分かりました。

「オムツをはいたママ」を読んで 教えられたこと。
それは私もあんなに優しくなれるものだろうか・・?と 自問自答したことです。


      『ママ、 ごめんなさい。  そしてありがとう。
       一分でも一秒でもいいから、長生きしてください。
       寝たきりでも、しゃべれなくても、
       あなたの生命がこの世にあることが、私たちの幸せなのですから』


いつになったら私はこんなことが言えるでしょうか・・・・。
母との別れがくるまで言えないかも知れない・・・と思ったりします。

でもあんなに辛い目に合われた安藤さんさえ そういう気持ちになられたのだから・・・と
一筋の光のようにこの文章が私の歩いていく指針と今 なっているのです。


安藤 和津さん_a0105023_14503834.jpg



「一日でも、 一分一秒でも母が幸せに生きられますように。
介護とは愛なのだと私は思う。」・・・でこの本は終わりです。


心が痛みますね。  介護は愛だといわれると いつも 「愛」「愛」「愛」と言っている私は
本当に心が痛みます。

今日も安藤さんから元気を貰いました。 オムツの話もされていました。
いずれ母もオムツが必要になる時も来るのですね~。
今日の話 よく覚えておこうっと!!
# by yasukon20 | 2007-09-07 15:00 | | Comments(4)

今日は自分の為に・・・

私自身の検査の為に今日は眼科に行ってきました。
3ヶ月前に予約をしていました。 視野検査と 眼圧検査です。

視野検査は半年に1回程度です。
母や伯母の緑内障のことを思うと私も検査は怠ってはいけないと思っています。
娘達にも検査は定期的にするようによくよく言っております。

視野検査・・・大丈夫と思いながらも結果が出るまで「ドキドキ」です。
少しでも欠けたところがあるとそこから病気が進行していくと思うと 神に祈る思いです。

今日も大丈夫でした。検査結果の紙を見せてくださり綺麗に輪が出来ていて何処も欠けてない状態を見ると本当に嬉しくなります。

眼圧は・・・これが不思議。
いつも22~23ぐらいです。(一応20が目安とされています)
でも眼圧を下げる目薬は全然さしていません。
高いと自分で思っているので処方して欲しいと前も言ったのですが 「目薬をささなくても大丈夫ですよ。続くようでした考えましょう。」と言われてきました。

そういわれて2,3年経ちますが 今日測ってもらったら 左19  右20に。
下がっています~~。
もしかして ブログのおかげ?・・と思いました(笑)
ストレスが大分発散されていますから やはり違うとおもうのです。
素人考えですかねぇ~。

違うかも知れないけど そう思うことにします(笑)

次回は12月6日。予約してきました。

もう一つ 私は身体に爆弾を抱えていますが 今のところおとなしくしていてくれてます。
去年の今頃 丁度 病院通いをしていました。
「人より治りが遅いのが心配ですね~」と言われた言葉にショックを受けましたが
でも晩生ですが(笑)治りました。

ドクタ-ってこんな言葉を言わないでください・・て言いたいですよね。
「人より治りが遅い」なんて・・・。
でも便利な所にある病院ですし 今までのカルテもあるし きっとまた行きますね(笑)


今日は自分の為に・・・_a0105023_14362426.jpg

         我が家の金魚たちです。 動くものを撮るのは難しいですね。
                     (水槽の上から)
# by yasukon20 | 2007-09-06 14:40 | 自分 | Comments(4)

ちょっとブル-な水曜日

「あ~また水曜日。一週間が早いねぇ~」と愚痴のでる日が水曜日。

誰が決めたのでもないけど水曜日は伯母の所に行くことにしているのです。
それが憂鬱なのです。


《伯母のこと パ-ト1(笑)》

私のもう一つの介護。  現在、母の姉になります伯母(94歳)の介護もしています。

我が家の近くにあります「介護付き 有料老人ホ-ム」におります。
ここに落ち着くまでいわゆる昔の老人ホ-ムや老健等を渡り歩いてきたベテランです(笑)
今のホ-ムは4箇所目です。

多分母と同じ緑内障の病気だと思いますが20歳で失明し 自殺未遂も3回もしたそうです。
その度に死に切れない命について考えるようになり、クリスチャンになったように聞いています。

今の部屋に点字の聖書や賛美歌が並べて有りますが これを私は恥ずかしく思うのです。

ここでお世話をしてくださる若い方がたはこの老人ホ-ム渡りベテランの伯母に負けています(笑)  
いわゆる意地悪ばかり伯母がしています。
それを聞くたびに「クリスチャンなのに・・・」と思われはしないかと私はハラハラします。
認知症だからと赦してくださっていると思います。

有料老人ホ-ムは在宅介護と同じ位置(介護保険で・・)にあり 何かあると(たとえば入院とか・・)私たちが世話をしなくてはなりません。
各役所への提出書類 毎年更新しなくてはならない役所の手続き 等々全て 私がしています。(時には 夫も・・) 
母と同じで身体障害者ですから 色々手続きが沢山あります。

読書家の伯母はもう指先の感覚が鈍ってきて点字を読むのが難しくなり 全ての本とか 県民便り、市民便り 等々を広島県点字図書館からテ-プで送って貰って聞いています。
選挙公報も取り寄せてくれと頼まれて取り寄せました。
未だに社会に目は向いています(笑)

野球 相撲 マラソン 特に箱根駅伝は毎年聞いて夫の卒業した大学を応援してくれます(笑)

うちの母はもう夫の大学なんて記憶の外です。

その他色々大変しっかり者の伯母の世話は良い時はいいけど(当たり前・・)一旦機嫌が悪くなると どうにもなりません。
ホ-ムの係りのかた総出で、私たちも呼び出されます(笑) 

終いには「ここにはもうおれん。出て行くから○○子ちゃん(私)何処か探して・・」と決まり文句。
いままでもこうして喧嘩状態で 引越しを繰り返してきました。
よって (笑) 次なるホ-ムももう申し込み済みです。順番まち。

一応今日はこの辺で終わりとします。きりがないほど色々あります(笑)

《パ-ト2》をまた書かせていただきますので読んでくださいね。

さぁ~4時になったら 伯母の所に行ってきます。
食事が5時半からですから その時間を見計らって行っています。
そうでないとなかなか帰れないのです(涙)
本当はゆっくり話を聞いてあげればいいとはいつも思いますが まだ出来ないのです。
いろいろ心の傷がありまして・・・。
今の自分に正直に伯母と接していて、いつか優しくなれればいいけどなぁ~と思っています。


ちょっとブル-な水曜日_a0105023_1451066.jpg

                  (伯母の居るホ-ムです)
# by yasukon20 | 2007-09-05 14:55 | 伯母 | Comments(5)

今日(9/4)の母

前の日記に書かなかったこと 記録の為に・・・。


病院の待合室で 冷房が効きすぎて母は寒かったようである。
「羽織るもの持ってくれば良かったね。いつもスカ-フとか持ってくるのにねぇ~」
今日は補聴器の確認もしなかったし、いつもなら上着も1枚待って・・・という私なのに今日はすっかり言い忘れて・・・。

診察が終って 処方箋を待つ間 母が「上着を何処に置いたかいねぇ~」と言う。
私「今日は持ってこなかったよ。」   母「そんな分けない。さっき着ていたじゃない~」
どうしても着てきたと言い張る。


タクシ-を毎回頼むが 電話代として10円入った袋を降りる時下さる。
タクシ-代を払うのは母だが 電話をかけるの私。 電話代は私が貰うのが当たり前だけど(細かいことを・・・(笑))いつも母に渡していた。
最近は私がバックに納めてそのままになることが多く 私の小銭入れに最終的には入っていた(笑)
母が病院から帰ってから言った。「最近 10円はくれてんないようになったん?」
覚えてる~~(笑)


郵便局から配達証明の郵便物が母宛にきた。
中身はギフト券。 夫が何かのキャンペ-ンで母の名前で出したのが来たようで
一応 母の名前だから 母に渡したのが間違い!!(笑)
バックの中を探っては 「これは何?」「ギフト券」「こんな物知らんよ。何処から貰ったん?」と 何回説明しても覚えられない。
私が貰っておけばよかった(笑)


夕食  野菜は頂き物が多くあるので 今夜は秋刀魚だけ買ってきた。
塩焼きにして 母の分は骨を取ってお皿へ。  
見えないから無理はないと思いながら味覚で分からないものだろうかと思うけど
「これは 何の魚?」と聞く。 これは今夜に限らず毎回聞いてくる。
「秋刀魚よ」・・・でも覚えられない。 今夜も何回も・・・・「この魚は何?」と。

最近は本当に食が細くなってきた。
以前は私より沢山食べていて びっくりするほどであった。
ある時 母の様子を聞いてくださった方に「よく食べるんですよ。元気です。」と言ったら
「急に食べられなくなるからね。その時は気をつけないと。母がそうだった。」と教えてくださった。

どこも悪そうではないけど 食事だけは変化があり、今日のドクタ-も何処か 何か気がついておられるのだろうかと勘繰ってみたり・・。

まぁ~いいわ~ 。 どうにかなるだろう!!
# by yasukon20 | 2007-09-05 00:14 | | Comments(4)
昨年12月初め 朝食の最中 母が軽い脳梗塞を起こしました。
勿論最初は何が頭の中で起こったのかわかりませんでした。 食事をしている時、急に母が「ウッウ~ッ~」と言って頭を下げました。
直ぐなおって普通に食事も済ませ その後も何も変わりありません。
でも心配でした。 眼科と同じ総合病院の内科に行きました。そこで軽い脳梗塞といわれました。
「太い血管でなくてよかったですね。」と優しい先生は言われて色々説明してくださり 
定期的に診察を受けることになりました。
加齢と共に血管が細く硬くなり血流が悪くなること、 これからも小さい脳梗塞は起きること、そういう年齢に母は達しているのですね。

サラサラ血液になるように朝1回 お薬を飲んでいます。サラサラになり過ぎて 怪我でもすると血が止まらなくなることもあり、気をつけなければいけません。

今日は 幸いにも(笑) 母が補聴器を忘れていきました。いつも私が「補聴器を持った?」と確かめるのですが今日は私もうっかり!!

先生が母に質問されても聞こえなくて答えが言えません。
変わりに私が答えていましたが どうも母には全然聞こえてないなぁ~と思って 母が聞こえる時は聞けなかった「認知症」のことを少しお話しました。

その病院には認知症の専門の科が無くて 以前他の病院へ行くよう言われたことが有りましたが 今母の主治医は目の前のドクタ-ですから思い切ってお話しました。

最近の様子を話をして 「ではお薬を出しましょうか・・?」と言ってくださることを期待した私でしたがそうは言って下さいませんでした。
やはりちゃんと診察しないと出せないのでしょうね~。


他の病院へ行って看てもらいなさい・・とも言われなくて 「もうお母さんが居心地がいいようにさしてあげなさい。ディ-サ-ビスも嫌なら 行かなくてもいいじゃないですか~」と
思いがけないお言葉(笑)  

さらに「もうどんな病気になられてもおかしくないお歳ですから ここで改めて胃の検査とかお腹の検査とかしませんよ。それでいいですか? 痛い目に合わすのは可愛そうだから・・」とのお言葉(笑)

そう長生きしない・・という意味なんだろうか・・・と、帰りのタクシ-の中で思いつつ帰ってきました。
みんなで 何処も悪くなくて100歳まで生きるよ~なんて冗談を言っているのに・・ いつか急に悪くなることも有ることを覚悟しなさいということなのかも知れません。

まぁ病気はなったら仕方ないけど 認知症は進行を遅らせたいと思うからあれこれ思っているのに「分かってくれない~~」と不満に思いつつ
以前 女優の藤村志保さんがお母さんから「この歳になって叱咤激励は結構です。」と言われたと書いておられたのを思い出しました。

娘としては しっかりした母をみて育ちましたから「どうしたのよ~ しっかりしてよ~」と
叱咤激励を繰り返したくなるのですよね。

辛いところです。 でも現実を受け入れていかなくては・・・・。
# by yasukon20 | 2007-09-04 17:04 | 病院 | Comments(0)