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母亡き後(09.5.30)日々の暮らしをボチボチと書いています。 お気軽にコメントいただけましたら嬉しいです。


by yasukon20
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映画 ス-パ-歌舞伎「ヤマトタケル」

先日 映画代3000円のところ予約券は2700円と言う事で早目にチケットを買っていたので、何が何でも行かなくては・・と思って行ってきました。

昨秋 全国でロ-ドショ-が有ったのでしょうか、その時には気が付きませんでしたが今回期間限定で特別上映がされていました。
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歌舞伎を映画で観ること自体私はピンとこなかったのですが亀次郎さん改め猿之助さんの襲名披露公演が映画になっていることですし、一度観てみたと思いながら昨秋博多座での公演にも行けませんでしたので 今回 映画でまず観たいと思いました。
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実は私はこの「ヤマトタケル」の神話の時代の事にあまり興味がなく このスト-リ-も
面白いのかなぁ~って半分は心配しつつでしたが何より市川猿之助 市川中車 市川團子 の名前にひかれて行きましたのが正直なところです(^_-)-☆
いや~~いや 面白かったです。 舞台装置もすごいです!

哲学者梅原猛が三代目市川猿之助(二代目猿翁)の為に書き下ろし、神話のヤマトタケルの波乱の半生を雄大なドラマに仕立て上げられています。
今や ”ス-パ-歌舞伎”のジャンルを確たるものして澤瀉屋の大切な演目になっています。
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新橋演舞場での舞台が映画になっていますが まぁ~音響効果が素晴らしくその場で観ているような臨場感あふれる映画でした。

歌舞伎で面白いのが早変わりですね。 今回も大和の皇子として生まれた双子の兄弟を猿之助が演じます。
二人で言い争い喧嘩をしている場面では 本当に見事に入れ替わるのです。
それも本の少しの間に・・・。 それも何回も兄になったり弟になったり。
それが見せ場でもあり勝負なのでしょうね・・時々テレビのドキュメントで見ますが・・。
もう最初から感動していました♪

やはり猿之助さんは美しくて気品があります♪

市川中車さん(香川照之)を拝見するのは南座で本物拝見しましたが(笑)大変でしょうね~~ってまずはそういう目で見てしまいます。 
口上で「猿之助さんを師とも父とも仰ぎ、精進してまいります。」と述べられておられました。
頑張って欲しいですね。 ここでは軟張っては通じないでしょう(^_-)-☆
市川團子ちゃんは最後の頃に出てきますが まぁ~可愛い顔で声も可愛くしっかりセリフが言えました。
会場から大きな拍手がわきました。それにつられて映画館でもみなさん 手をたたきました。
役柄はヤマトタケルの子どもでヤマトタケル亡きあと帝になっていく筋書きです。
気品がありますね~。本当に可愛かったです。
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最後に亡くなったヤマトタケルの魂が白鳥となり天空へと旅立つクライマックスは感動しました。
美しい~~♪
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上映時間3時間40分。 途中15分休憩です。

疲れは有りませんでした~。 
この演目は音声ガイドは要りませんね~。よく分かりました。 

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by yasukon20 | 2014-03-10 20:40 | 憩い