映画 「沈黙 サイレンス」
2017年 02月 03日
それがどのように映像で表現されているのか見てみたいと思いました。
監督は28年前に原作を読んで ぜひ映画化したいと思っておられたそうです。
新聞に載っていました監督のコメントによりますと 「本当に長い旅路だった。(原作を読んで28年たったという意味です。)
異なる文化への理解が最も必要とされる今の時代に公開されるというのは感慨深い」と語っておられます。
舞台は江戸時代。ポルトガルの宣教師ロドリゴとガルペがキリシタン弾圧下の長崎に 日本人キチジロ-の手引きで潜入します。
その後 日本でのキリシタン弾圧の凄さを目の当たりにして二人の苦悩が始まります。
長崎奉行イノウエサマに早く会って自分たちの信仰を理解してもらいたいと願いますが そうそう簡単な事ではないことをすぐに見せつけられます。
アメリカ映画なのでイノウエサマも英語だし 他の役人も英語を話すのですが俳優さんの英語が
上手なのに驚きました(笑)
それでも取り調べでは通訳が付きますのも面白い設定だとどうでもいいことに気が回ったり・・・。
何度も踏み絵を踏んでは後悔し 罪の許しを請うキチジロ-という男が、私たちが何回も罪を犯しては許しを請う姿と同じです。
「我々を代表しているキャラクタ-がキチジロ-だ。」と監督も言っています。
人間の弱さを考えさせられます。
クリスチャン ノンクリスチャン とらえ方はそれぞれでしょうが、このことは実際に江戸時代に行われた弾圧だという事に当時の信者の思いを少しでもわかり得たらと思ったりしましたが やはり想像以上での出来事だったことは間違いありませんね。
明日から次女家族と一緒です。2日ほど留守にしますのでコメント欄 閉じさせていただきます。
また帰りましたらよろしくお願いいたします。