井上ひさし作 「木の上の軍隊」を観に・・
2013年 05月 31日
芸術ホ-ル)へ行きました。
そこで夫はポスタ-を見たのですね~~。
それはGW中に見たNHKスペシャルで知った「木の上の軍隊」、それがその日(28日)と翌日(29日)に♪
広島に来ているとは夢にも知りませんでした。
民放の主催ですからそこのテレビを見ていれば何度となく宣伝は流されたと思いますが 普段あまり見ないテレビ局なので 夫がその会場にいかなければ知らないところでした。
夫から電話がかかってきました。
「こうこうこうだけど・・・・・チケット買う?」
「もちろん!! まだ有るかしらね?」
そこが東京などと違う所ですね~~(^^ゞ
特に藤原竜也君の主演となるとチケットはとうの昔に完売でしょう。
しかし広島には当日でもいい席がありました。
いい席というのはどの辺を言うのか・・・(笑) まぁ~今回は真ん中あたりの列で真正面。
木の上での演技がほとんどですから あまり前だと首が痛くなるのではないでしょうか・・・。
今回は演出の関係で2階席はクロ-ズで1階席のみで全席同じお値段。
登場人物は 新兵役に藤原竜也 上官役に山西 惇 語る女に片平なぎさ
ヴィオラ(演奏)徳高真奈美
舞台にはこの4人だけです。
沖縄の小さな島で敗戦を知らずにガジュマルの木の上に2年間の間潜伏していた二人の兵士の実話をもとに井上ひさしさんが構想を練られていた作品です。
新兵は沖縄出身の若者 戦場の経験は少ない そして目の前で自分の故郷が占領されていく光景を木の上から眺めなんとかしなくては!!って思っている。
一方 上官は戦場でいろいろ体験してきていて これぐらいで日本は負けはしない いつか敵軍が木の下に来た時は銃を向けようと思っている。
いずれ食糧にも事欠くようになり アメリカ兵が捨てた残飯や缶詰やタバコなど拾って来る新兵。
敵国の捨てた物を食えるか~~と怒る上官。
いつしかお互いお腹を満たすために 相手を殺すことまで考えてしまう。
二人でいることで元気も勇気も出るのですが やはり食べ物のことになると命がかかって人間の醜い部分が表現されていました。
井上ひさしさんは長年温めてこられた構想を仕上げることもできず天国へと旅立たれました。
その中に沖縄の方々への熱き思いがあるのです。
井上ひさしさんの意志を引き継いで作られたこの作品 重いテ-マの中に 笑いが有るのです。
客席からのどっという笑い声に役者さんたちも安心されたのではないかと思ったりしました。
パンフレットから・・。
舞台上でマジュマルの木はすこし斜めに作られています。
その木を登り降りるするのは足場も悪いし、セリフを言いながらですからすごい体力が必要でしょうね。
その木が最後にはまっすぐに起き上がってきて二人の軍人の魂だけが残っている設定ですが 藤原君も山西さんもその直立の木に身動きもせず立ち続けるのですが それもすごいな~って思いました。
さすが!!・・・です。
そうそう片平なぎささんも木の精なのかな~って思って見ていましたが語り役のような存在ですが、二人の思い出話の中では 恋人役になったり 奥様の役になったり・・・とってもユ-モラスでした。
そこに井上戯曲の面白さが有るのですね。
購入したパンフレットの1ペ-ジに載っていた井上ひさしさんの言葉を最後に書いておきます。
「私はいつも沖縄がどこかにこびりついている。」
「小さいころから、日本のさまざまな辛いことを沖縄の人が引き受けてくれているという思いがあったし、(略)同じ日本人の為にひどい目に遭った人たちのことをずっと書くのが仕事だと思っている。」 2001年 「沖縄タイムス」に語っておられる言葉です。
藤原竜也さんの舞台を観たのはこれで2回目です。
以前のも井上ひさしさんの作品 「ムサシ」でした。
また観たいな~~♪
梅雨に入ったばかりでこの夜は出ましたら大雨でした。
ご覧になったのですね・・・・よかったですね・・・・
上野学園ホールは、家からだとアクセスが悪いので、夜は出掛けられません。
藤原竜也さんは、今日、結婚したとか・・・・・
西山惇さんは、ネロとB子がよく見ていた、「相棒」に出て、良い味を出しておられますよね!
こんばんは
我がワイフは
市民劇場なるものに入って毎月演劇を見ているようです。
俳優さんとの触れ合いもあるようで結構喜んで観ています。
私はチャンスがないので・・・
そうそう
倉敷出身の”旺なつきさん”の舞台は何度かあります。
http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp15397
井上ひさしさんの沖縄を語る言葉、、本当に、同感です。忘れてはならないことだと思います。
蜷川さんの舞台によくでていましたよね
きっと彼の才能を開花させてくださった方でしょうね
テレビではあまりみれないのが
残念ですが 先日彼の演技をみて びっくりでした
若いのにすごい俳優さんです
いい舞台を見られましたね
私は二人で観劇 …覚えがありません(^_^;)
二人で初めて見に行った映画 タワーリングインフェルノだったと思いますが
横で寝ているのにはビックリでした(笑)
全く 劇とかに興味がありません…
真ん中あたりの列で真正面 の 良い席
そして藤原竜也さんの演劇が見れるって ラッキーでしたね
博多には 博多座 シンフォニーホール ヤフオクドームなどのコンサート
…何か見たいものに合わせて いらっしゃるのもいいですね
こんばんは
木上の軍隊
終戦を知らずに木の上で暮らす兵士が設定ですか。
井上ひさしさんらしく
違った目線で捉えているのですね。
もし私だったらどうなったでしょうか。
恐怖のあまり死んでしまったかもです。
人間存在のすべてをさらけ出して生き抜いた2人、沖縄の歴史と日本人の本質を投影していますね
ご主人とご覧になって、どんな感想を述べ合われたのでしょうか?
藤原竜也さん 大好きです
9年間交際していた年上の女性と結婚すると発表されましたね
是からが楽しみな役者さんです
こんばんは!
テレビでやはり宣伝していたのですね、当たり前ですね。
当日 開演前5時間前ぐらいに買いに行きましたが空席があり幸運でした。
アクセス そうですね。 我が家はアストラムラインで便利なのです。
西山惇さんはどこかで見た顔だと思っていましたが なるほど「相棒」ですね。思い出しました(笑)
3人とも本当にお上手でした。
4人だけなんて・・・凄いです。
こんばんは!
私も若い頃 市民劇場とかに入っていて時々でしたがお芝居を観に行っていました。
仕事が忙しくなって途中でやめてしまいましたが安くてとても良いと思います。
奥様も熱心に通っておられますか?(笑)
旺なつきさん 拝見しました。
初めてでした(^^ゞ これから見る機会があれば思い出します♪
こんばんは!
そうですね~~劇場が無いとなかなか機会がきませんでしょうね。
東京へは遠いのでしょうね。
そういう点 私の住んでいる所は広島市の中心街には便利にアクセスできますので演劇もコンサ-トも楽しめます。
いつかどこかでテレビ放映があるかも知れませんね。
戦争の話なので8月ぐらいにでも・・(笑)
最近は介護中だろうと、なんでも出来るんだと思い始めています。何も我慢することはないのだと。
素適な お芝居を見てらしたのですね~
しかも 地元で ご覧になれるなんて 運がよいですね。
以前の 観劇の記事を拝見していましたら 能登演劇堂のマクベスも
観にいらしてたのですね~
我が家は チケットが取れなくて キャンセル待ちで 観に行くことが
出来ました。
ツアーなどのお客さんが 多かったようで・・・・
あの舞台でしかできない 演出で 素晴らしかったですね。
おはようございます。
幸運でした~~♪ 夫があの場所に行っていなければ残念なことになっていました(笑)
夫が知り合いのその会場にあるレストランのおばさんが以前大竹しのぶの舞台も空き席が多くて穴場よ~~って教えてくれました。
今度からネットでいつも検索しておこうと思います。
素晴らしい舞台に出会えるかも知れませんものね。
3人ともやはり素晴らしいの一言でした。
藤原君は沖縄なまりのセリフも出てきたりで楽しめました。
おはようございます。
蜷川さんに見出されたそうですね。
まだ中学生か高校生ぐらいの時 ドラマに出ていたのをよく覚えています。 なぜか印象が強くて生意気な役どころで強烈だった少年がこうして成長していくのですから見出した人の目ってすごいですよね。
また何度も見たいぐらいです。
結婚しないのかな~って思っていたので母親のように(笑)一安心です。
全国の舞台も終わったので 記者会見になったのでしょうね♪
おはようございます。
映画は本当に夫もダメです。
必ず寝ています。 もう一緒にいかないぞう~~って思うのですが
夫の方が情報仕入れてきて「今度あれを観にいこう~」って言うものですからどうしてもついていく羽目に・・・。
嫌ですよね~~。
演劇は寝たことはありませんから私も安心しています(^^ゞ
ホント!! 東京には娘がおりいつも出かけるのですが博多に向かって演劇とかコンアサ-トには行ったことがありません。
身近になった博多、今度から検索して良い舞台が有れば行きたいです。また教えてくださいね。
歌舞伎は是非とは思っています・。
今月は市川猿之助さんたちですよね。 それはちょっと行けないのですが・・・。
おはようございます。
敗戦を知らず木の上で2年間暮らし続けた二人は実話なのです。
ただその2年間の行動は不明なので そこは井上さんの作となります。
敗戦を知って木を下りた二人はその後一度もあってはいないらしいです。2年間のあるいは醜い事柄をお互い封印しているのでしょうね。
お芝居では二人の魂が木に居残って沖縄の行く末を見ているという設定です。現存されていたお二人 その後どんな生涯をおくられたのでしょうね。
おはようございます。
実話をもとに作られたのですから セリフは作り話にしろ実感がわきます。
きっとこういう毎日だったのだろう~って思わされますね。
切羽詰まれば人間てやはり醜い部分が露出しますね。怖いことです。
そういう事も教えられるお芝居でした。
藤原竜也さん これからも大きく成長されることでしょう。
楽しみな役者さんです。
おはようございます。
私も4人(役者さんは3人ですが・・)だけの舞台を観るのは初めてです。
幕間も無ければ舞台装置が変わることもなく その場で約2時間。
凄いことですね~~。
木の下に降りたり 上がったり それは男性二人は体力がないと出来ないでしょう。
凄いですね。
おはようございます。
良い役者さんですね。 顔は可愛いのに(笑)一旦舞台に立つとその役にぴったりとなるのが凄いです。
いつも見ていたい役者さんですね。
声もよいですよね~。テレビでのナレ-ションなど好きです。
そうですね~~時間を作っていきたい場所へ。。
私の場合母が寝たきりでしたので行きたい所が出てきたら3時間程度が限度でしたがシルバ-センタ-の方に介護をお願いして ピアノのレッスンを再開したり 買い物にいったり市民大学講座に通ったりしていました。事情はいろいろですからできる範囲でミリわんさんもご自分の楽しみ見つけてくださいね。
そうそう この舞台確か北九州市で今回は全公演終わりました。
また次回がいつかあればいいですね。
おはようございます。
地元で…そうです、それが一番ですね。
でも過去のマクベスはあの舞台で無ければ出来ない演出で凄かったですよね。
大人気でしたものね。 我が家は仲代さんがNHKのスタジオパ-クに出演されていたのを見ていてマクベスのことを話をされていたので すぐ能登演劇堂に電話をしてチケット確保しました。
そういう所は電話好きな夫がいて助かります。
私は「まぁ~後でね」って思って忘れる方なので・・・(笑)
今秋 久しぶりに仲代さん拝見しに行きますよ。