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母亡き後(09.5.30)日々の暮らしをボチボチと書いています。 お気軽にコメントいただけましたら嬉しいです。


by yasukon20
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また10か月・・・今年は皆勤賞取りたいけど。

2月18日(土) 広島市民文化大学 第23期 が始まりました。

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2月から11月までの10か月。
私が初めて参加したのが平成20年2月ですから4年通ったことになりますが 一年として皆勤した年がありません。
今年こそは!!・・と意気込んでおります。
さて第1回の講師は 海堂 尊氏(作家・医師・医学博士)
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小雪が舞っていたほど寒い日でしたが 会場は満席でした。

演題 「日本の医療の未来を考える」

「チ-ムバチスタ」関係のドラマでお名前を知っていたのと 一度NHKのスタジオパ-クに出演されたのを拝見した程度の知識しかない方でした。
「僕の講演に期待してこられる方は 作家としての話か 医師としての話か 二つに分かれますが両方するとどちらも中途半端に終わりがっかりされます。 
今日は医師として話をさせていただきます。」・・との事。

海堂氏は 独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センタ-・A i 情報研究推進室室長の肩書も持っておられます。
今回はこの「Ai」についてでした。
何か月前でしたでしょうか、ドラマでご覧になった方は(私もですが・・)総合病院にAiを入れるかどうかで 警察と厚労省と病院がぶっつかっていく内容のドラマだったことをご記憶だと思います。
そのAiが今回のテ-マでした。
パソコンの画像を見ながらの講演で その必要性を話されました。

CT MRIはご経験者もいらっしゃいますでしょう。
Ai(オ-トプシ-・イメ-ジング)は 死体解剖に使われます。
画像診断によって死因を検証するというものです。
事件性のある死体を解剖出来るのは日本で5か所の地域だけだそうです。
東京23区 横浜市 名古屋市 大阪市 神戸市 この5地域には監察医がおり遺族の
承諾なしに解剖していきます。
他の地域は いくら事件性があっても遺族の承諾なしでは解剖が出来ないそうです。
それによって事件解決率も落ちます。
遺族が承諾して承諾解剖という事になった解剖は「行政解剖」と言われる枠になりますが この行政解剖が
なんと広島県はゼロだそうです。
事件性のある死体でも過去1件も解剖をされて事件を明確にした事例がないという事です。
これは県民として驚くべきことです。
広島県警の事件の解決率は低いです。
 一つにはこういう事態も影響しているのでしょか・・・・。

3年前に同じ会場(フェニックス会場)で広島県医師会の医師たちを前に同じ話をされたそうですが 3年経った今も広島は全然変わっていない!!・・とご立腹(笑)

Ai推進室室長さんとしては何とも歯がゆいことでしょう。
Aiの必要性は厚労省も認めるところだそうですが 何しろ国が財政困難な今 お金が出せないようです。
自分たちでつけられる病院(団体)はどうぞ!っというのが現状らしいです。

全国で多くの病院で導入され また検討されている表を見ました。
広島県 岡山県はゼロ!!!
母が鹿児島市立病院でお世話になっておりました折 鹿児島の医療を素晴らしいと思いました。
素人ですから何が?って言われると困りますが・・・(笑)
私は一度も不愉快な思いをしたことがありませんでした。
それはともかく 鹿児島医師会は医師会としてこのAiの取り組みをしています。
やはりね~~と思ったのです。
医師会が推進することは凄い説得力ですよね。 

全体に難しい話だったので私が誤解している点もあるかもしれません。
詳しくかけなくて中途半端な書き方しかできなくてごめんなさい
また訂正を追記させていただくかも。
なかなか聞けない講演で日本の医療を考える手立てになったのは間違いないと思います。

一つ学んだこと。
「医学」は 「死」を学ぶこと。
「医療」は「患者」を治すこと。
   ・・・このような違いかあります。 どちらも同じと思っていたのは少し違いますね。

世の中で少し変わった方!と評されているとご本人が言われましたが そういう点も感じられて(笑)その人柄にじかに触れることが出来たその日は有意義だったと思います。

久しぶりに会った友人とも 早々に別れて家に帰った私です。
いつかゆっくりお茶したいね~~と後でメ-ルが来ました。
そう~いつか ゆっくりと・・・♪

一昨日は娘は病院へ行きました。
今まで2週間に一度でしたが 今週から毎週となりました。
いつ生まれてもおかしくない状態ですね(^_-)-☆
いつでもいいのですが 29日は少し可哀想かな?(笑)


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Commented by yuriazami at 2012-02-23 09:17
おはようございます
ステキなお顔が並んでいますね。
こういうイベントがあったら参加してみたいですが・・・探してみます^^

海堂 尊さん、私もAIのドラマで見ました。
こんな肩書きのあるかたとは知りませんでした。
どうりで医学・医療に詳しいのですね。納得~~
医学と医療は違うことも今ここでわかりました。

いつ生まれても・・・確かに29日は珍しいけれどね(^_-)-☆

Commented by ゆんこ at 2012-02-23 12:40 x
こんにちは♪

私も参加したいくらい、豪華な顔ぶれですね。
医学と医療の違い、なんとなくわかるような、わからないような・・・。
随分昔に監察医の方が書かれた本を読んで、解剖してみると表面から判断された死因と違うことがある、と書かれていました。
確か「死体は語る」というタイトルだったかな?
死後解剖は遺族が嫌がることが多いと聞きます。これ以上傷つけないでということです。だからAiの必要性があるのでしょうね。

ベイビーちゃん、間もなく誕生なんですね。
29日でも良いじゃないですか!4年に一度しか年を取りません。(笑)
でも誕生日のお祝いを困るみたいですね。友人にも29日生まれがいましたが、28日にするか、3月1日にするか、いつも悩んでいました。
来週には生まれるのかしら?
Commented by パソコンお助けマン at 2012-02-23 14:05 x
お陰さまで相談室の訪問者が述べ4万人に達しました。
これまでのご支援に感謝申し上げます。
23日の相談室を是非ご覧ください。
Commented by banban0501 at 2012-02-23 18:16
今日のお話は とても興味深く拝見しました

広島の実情にも 驚きですが
家族が 司法解剖に同意するのは
気持ちのハードルは とても高いというのは
身近な例でありましたので理解できます

心臓発作で自宅で亡くなった場合でも
病院で死んだのでは ないので 司法解剖という
手続きをふむように 警察に言われます

それでも遺族には抵抗感があって
なかなか同意できないもののようです

難しい問題ですね~
Commented by yasukon20 at 2012-02-24 06:22
★yuriazamiさん
おはようございます。
会場で出会った人が15年ぐらい通っておられるそうですが 「だんだん来られる人の質が落ちてきましたね~。 広島市も貧乏ですからね。」と言われました(笑)
確かに最初からの講演者のお名前を見ると芸能関係者が多くなってきています。
今回のような専門職の方のお話がいいのですが たまには芸能人も良いですよね(笑)

ドラマを見られたのですね。
Ai 高額ですからなかなかですよね。
ドラマを見ていたので少し理解できました~~(^^ゞ
Commented by yasukon20 at 2012-02-24 06:30
★ゆんこさん
おはようございます。
Aiを取り付けている病院で医療ミスではないかと普通思える患者さんを Aiで医療ミスではなく たまたま同時に脳出血を他の理由で起して亡くならた事例をお話されました。
それなら遺族も納得し 病院側もあらぬ噂を立てられなくていいのですが何しろ高額らしいです。
素晴らしい物がすべて「良し!」とも行かない点もあるのでは・・と私は素人ながら思ったりしました。
ゆんこさんは本を読んでおられましたね。
来月にもまた本が出るそうで 講演会で話されたような内容なので 「今日 理解できなかった人は本を買ってください。」などと言われました。
やはり聞くものには毒舌に感じる部分も有りました(笑)

うるう年 こんな場面で登場ですすからね~(笑)
どうなりますか・・・。
Commented by yasukon20 at 2012-02-24 06:35
★お助けマンさん
おはようございます。
4万人 達成 おめでとうございます。
これからも 相談者の良き先生であってください。
宜しくお願いいたします。
Commented by yasukon20 at 2012-02-24 06:44
★banban0501さん
おはようございます。
>とても興味深く拝見しました・・・・・有難うございます。
会場で手をあげさせられましたが
「自分は解剖されてもいい。」と思う人は 1800人の会場で10人もおられませんでした。
決して自分の体を裂かれるのを嫌がっているのではなく もう死んでしまったら分からなくなるのでわざわざ死因を調べなくても良いという理由がこの数字です。
遺族として「解剖して死因を知りたい。」と思う人は4割にも達しました。
わけが分からなく亡くなったのであれば遺族として知りたいのです。
それでも6割はして欲しくないわけです。
事件に巻き込まれてなくては解剖はしてほしくないと私も思いますが
もし家族が事件に巻き込まれたら解剖して死因を知りたいと思います。でもこれは現実に起きて見なくては自分の気持ちながらコントロ-ル出来ないかも知れませんね。
本当に難しい問題です。
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by yasukon20 | 2012-02-23 07:17 | 日々の出来ごと | Comments(8)